乾燥設備作業主任者試験

受験資格
1.18歳以上で以下に該当する者。
2.乾燥設備の取扱作業に5年以上従事した者。
3.大学又は高専の理科系卒業者で、乾燥設備の設計・製作検査・取扱
  作業1年以上の実務経験者
4.高校の理科系卒業者で、乾燥設備の設計・製作検査・取扱作業に
  2年以上の実務経験者。

・資格試験: 乾燥設備作業主任者試験
・解答速報&過去問: 過去問と解答速報『資格試験_合格支援隊』
・試験日程:
・ジャンル: 技術系
・資格種類: 国家資格
・難易度別:

乾燥設備作業主任者試験の技能講習会

乾燥設備作業主任者技能講習の受講資格は、18歳以上で、乾燥設備の作業に5年以上従事したか、高校や大学で乾燥設備に関する単位を取得して実務に1年以上従事した人、など学歴に応じた実務経験年数を経た人が受講できます。

乾燥設備作業主任者技能講習の後で修了試験を行う資格は、数多くあります。そのような資格は、落ちる人が少ないのが一般的です。それでも落ちる人がいる理由は、講師の指摘ポイントを聞き逃したためで、その中で多いのが、居眠りです。就職後に、2日間の座学を受けることはめったになく、つい睡魔に襲われて居眠りをしてしまうのも、仕方ないことかもしれません。しかし、そこをどう乗り切るかで、乾燥設備作業主任者になれるかどうかが決まります。

乾燥設備の火災防止

乾燥設備における火災事故の原因は、次のものがあげられる。
・乾燥設備の欠陥や故障によるもの
・取扱い時のミスや不注意

乾燥設備の火災を防止する構造

・乾燥室の壁は、不燃構造とする。
 鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄板張り、鉄鋼モルタル塗りなど
・乾燥室の構造材料は、不燃性の材料とする。
 柱、床、天井、屋根、扉など
・燃え広がる火を閉鎖する設備を設ける。
 防火戸、ダンパーなど
・延焼しない場所に開口部を設置する。
 窓、出入口、排気口など
・乾燥室の延焼が予想される箇所を不燃材料で保護する。
・乾燥室に換気装置を設置する。
・乾燥物との接触を避ける遮蔽装置を設ける。
・出火を防止するため、乾燥室に囲いや隔壁を設置する。
・発熱を伴う機器は、乾燥設備の上方や側面に設ける。
・温度測定設備を設置し、温度変化を確認する。

●本解説に使用した参考文献

  厚生労働省「労働安全衛生法」
  厚生労働省「労働安全衛生法施行令」
  厚生労働省「労働安全衛生規則」
  中央労働災害防止協会 安全衛生情報センター「法令・通達」https://www.jaish.gr.jp/user/anzen/hor/houritsu.html

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